僕のお腹には、大きな手術跡があります。
ブログにUPしようと写真も撮ったのですが、あまりにお見苦しいので今回は割愛しました。笑
赤ちゃんの頃の傷ですが、成長とともに大きくなり今でも30cmくらいの横傷と、1~3cm程度の傷(管を通した傷)が残っています。刀傷みたいな感じで、けっこう生々しく残っています。
僕が手術を受けたのは1985年で、今現在は医術も発達しているので傷跡は昔よりも薄くなっているのかもしれません。そこんとこ興味ありますね。
で、よく言われるのが
「それどうしたの?」
「痛そう」
「すごいね」
などです。大抵の場合、相手にびっくりされます。
ですが、何度も言うように僕には手術の記憶がなく、この傷は生まれつきだと思っています。
なので自分にとっては傷があることが普通なわけです。
むしろ他の人に傷が無いのが逆に不思議なくらいでした。「カエルみたいにツルツルのお腹だなぁ」と思ったくらいです。
ですので、この傷を引け目に感じたことは生まれてから一回もありません。
うちの両親(特に母親)は、僕が病気を発症させたことになぜか申し訳なく?思っているところがあるようで、直接は言われたことはないですが「ごめんね」って思ってるかもしれません。
また、この病気になった時に先生から「この子は大きくなれないかもしれません」と言われ泣き崩れたそうです。
ですが、何度も言うように僕はこの傷を嫌だと思ったことは一回もなく、むしろ目立てて若干いいなぁくらいに思っていました。今も同じような感じです。
また、僕は何事も人のせいにするタイプの人間なのですが(笑)、この病気に関しては親のせいだと思ったことは一度もありません。
「生まれつきなんだから仕方ないじゃないか」という感じでした。
女の子なら、傷を嫌がるかもしれないのでこの限りではありませんが…。
そして、先生の「この子は大きくなれないかもしれない」の言葉を裏返すように、僕は健康に育ちました。
クラスでも背が高い方で、運動神経はあまり良くなかったですが、運動能力は1,2番に高かったです。
(とにかく走る、飛ぶなどが得意でした)
ただ、唯一嫌だったことが年に一回の定期検診。
4月の初めに検診をするのですが、それがけっこう嫌でした。
まず、注射が嫌。次に待ち時間が長いのが嫌。次に友達と遊べないのが嫌、の3拍子です。
子どもにとって、健康なのに病院に行くというのはけっこう面倒くさいものがあったような気がします。
そんなこんなで、何も問題なく育っていきました。
次は高校時代です。
PR